2014年6月2日月曜日

体育祭は全員が主人公

  今年も葛飾区総合スポーツセンター陸上競技場を会場にして体育祭を実施しました。当日は爽やかな新緑の風に吹かれて、暑すぎもせず最高のコンディション。保護者の方にも多数おいでいただきありがとうございました。上の観覧席は立ち見の方も相当数おられ、本部席の横には敬老席も設けさせていただきましたので、お出でいただいた方はおおよそ1000人と思います。

例年体育祭は、100mのような個人種目もあれば、男子校ならではの騎馬戦や棒倒しがあり、強くたくましい男子の象徴にもなっています。また、クラス対抗リレーは体育祭の最後を飾る種目として大変な盛り上がりを見せてくれます。それぞれの競技種目で選手は全力を出し切って頑張っています。
 
 
 
今年の体育祭はこれまでの良き点を生かしつつ、「そろえること、きびきび行動すること」を目標に取り組みました。具体的には、最初の集合で太鼓の音とともに全力で集まり、直ちに整列すること。縦横をそろえられることが大事なポイントです。続いて開会式では、静止して静粛に臨み、準備体操の時にきちんと全員が揃えられること。退場では足並みをそろえて素早く行うこと、等でした。この他にも選手の招集・入場・退場等は生徒がリードしてきびきび行うことができました。
 
 
 
昨年から全体練習日を一日設けて取り組んでいますが、全体で何かをする時にややもすると、一部に統一歩調の取れない生徒が出やすいものです。一人ひとりの生徒が主人公として自覚し、統一した行動・きびきびとした行動で体育祭全体を質の高いものに盛り上げていくことができるように、育てようと考えています。
 
 
 
 
 
まだまだ課題はありますが、今年は生徒が一生懸命よくやってくれました。先生方の指導も行き届いていて、今までにない体育祭にすることができたと感謝しています。この体育祭を通じて、強くたくましい男子に加えて「品格のある男子」に育てることも今後の課題。来年はまた一歩前進していきたいと思います。