2015年1月30日金曜日

未来は目の前にある

本校の中学入試が21日より始まります。
受験生の皆さんは健康管理をしっかりして、本番にベストを尽くせるようにしましょう。
当日体調が悪かったり、電車事故で遅れたりしても受験はできますので、あわてないで落ち着いて登校し、受付で申し出てください。詳細は本校ホームページのバナー『足立学園中学校入学試験合格発表』をクリックしてご覧ください。
なお、本人の都合による遅刻の場合は試験開始25分後に受験資格を失いますので、余裕をもって家を出ましょう。

今週は27日(火)に週刊朝日2/6号が発売になりました。皆さんはすでにご覧になりましたか? 37ページに「入りやすく学力が伸びるお得な中高一貫校」と題して、本校の記事が載っています。この記事では、森上教育研究所の森上展安先生が伸びる学校の特徴として「200人以下の小規模校」を挙げています。進学レーダー編集長の井上修先生は「行事・部活を大事にしている学校」を挙げています。その2つの条件にあてはまる学校で実績を上げている学校として、本校を取り上げていただきました。記者の方に取材に来ていただき、卒業生にも電話インタビューをして、あのような記事になりました。多くの方に読んでいただければと思っています。

最近、学校での動きは生徒会が活発です。中学校生徒会の立会演説会の様子は本校ホームページに載っていますが、当初心配された立候補者も8名定員のところに17名が立候補して、大変盛況でした。候補者の写真と抱負が載せられた「選挙公報」も初めて登場して、公正な選挙を実施するのに役立ったと思います。また、来年度の体育祭も高校生に希望者を募り5名の中心メンバーが決まり、これから本格的に動き出していくものと思います。環境委員会はごみの減量に取り組み始めていますし、生活委員会は校内美化にも動き出しました。生徒の主体的な取り組みに期待したいと思います。

本校の高校3年生も一般受験本番を迎えます。受験生にとっては大変苦しい時期だと思いますが、苦しいのはみんな同じです。この苦しさを乗り越えることが、有為な人材として成長することに繋がります。健康に留意しながら、「最後まであきらめない」敢闘の精神を貫いてもらいたいと思います。輝く未来はもう君の目の前にありますよ。

2015年1月10日土曜日

今年の抱負

  新年あけましておめでとうございます。日本海側の地域や北海道では例年になく大雪に見舞われ、大変な状況が報道されていますが、東京近辺では穏やかなお正月を迎えられたことと思います。私の住んでいる地域では元日の昼間にわずかに雪が舞い、今年1年は素晴らしい年になるような予感を私に抱かせてくれました。

この時期は受験生にとってはいよいよ本番です。風邪を引かないよう嗽(うがい)・手洗いを励行し、睡眠時間も可能な限りしっかりとって、万全な体調で入試に臨んでもらいたいと思います。本校も122日の高校推薦入試を皮切りに、中学入試・高校一般入試と進んでいきます。受験生の皆さんが体調を崩されたときは別室受験で対応するように準備していますので、当日朝までに申し出てください。

さて、新年を迎えて今年はどんな年になるのか?本学園にとってのキーワードは何か?という問いがあるとすれば、答えは「授業改革」です。

昨年はある学校のipadを使用したICTオープンスクールに、私も含めて6人で研修に行ってきました。「これならうちでもできるかな」というものもあれば「それはちょっと無理」というものもあって大変参考になりました。とりわけ最後の全体会で、ある先生が生徒達に「iPadを使うようになって何が変わりましたか?」という質問を出しました。その生徒の内の一人の中学生男子は「今まではいろいろな教科のプリントを整理するのが苦手でプリントを忘れていることが多かったですが、ipadを使うようになってから平和な日々を送ることができるようになりました。」と言っていました。

11月には本校独自の研究授業を実施しましたが、ある国語の先生はYouTubeを使って自分のメッセージを配信して課題を提起し、反転授業を展開して見せてくれました。英語の先生は、アパルトヘイトを撤廃したネルソンマンデラ氏のことを綴った英文の中で抽象的に書かれた英文をそれまでの記述からどう意訳していくか、生徒の回答を取り上げながら解説を進めてくれたのがとても印象的でした。

   1222日、中央教育審議会が文部科学大臣に「新大学入試」の答申を提出したことにより、新しい入試制度の実施に向けての動きは加速されてくるものと思われます。本学園もすでに委員会で議論は始まっていますが、思考力・判断力・表現力の育成やアクティブラーニングの授業実践を本格的に議論し、取り組みを進めていきます。