2014年3月22日土曜日

過去最高の大学合格者数

中学校の卒業式も終わり、もうすぐ新年度を迎えます。来年度入学してくる新入生の数も確定しました。中学は午後の特別奨学生入試の合格者の手続きが増えていますので、それだけ優秀な生徒が多くなると思います。一方高校は、昨年より20名以上増加し、また、内進生の特別クラス一期生も高校に入学してくるので、学力レベルは上がってくるものと期待しています。

大学入試について、25年度に掲げた目標は、「東大にコンスタントに合格者を出す学校」、「平均的な学力があればGMARCHに合格できる学校」を目指すことでした。この2つの目標はそんな簡単に達成できるものではありませんが、昨秋進路指導の統一ときめ細かな指導に取り組み、2つの目標に加えて、90%の現役合格を目指しました。

その結果は、本校初の東大2名現役合格、GMARCHは現役100名を突破することができました。現役合格述べ数は過去最高をはるかに超えて現在684名に達しています。東大合格の2名はともに内進生で、中学入学時は2人とも一般入試の2科受験で入学してきた生徒です。理科一類に合格した生徒は中学受験も大学受験も塾・予備校に通ったことがないそうです。文科二類に合格した生徒は六年間成績特待になることはありませんでした。こうしてみてくると東大との距離がずいぶん縮まった気がします。GMARCHについては浪人生も含めて約140名が合格。卒業生の集約を正確にすれば今後さらに増えていくものと思います。「平均的な学力を持つ生徒がGMARCHに合格できる」ための目標として掲げたのは200名ですので、こちらも現実的な課題になってきたと思います。「90%の現役合格率」は、女子高では見たことがありますが、男子校ではあまり聞いたことがありません。こちらは内進生がほぼ達成しました。26年度入試の結果は、何よりも本校の後輩たちに与える影響が大きく、来年度に弾みがつくものと期待しています。

ここまで奮闘してきた卒業生を大いに評価するとともに、ご理解・ご協力いただいた保護者の方々に深く感謝申し上げます。