2014年1月27日月曜日

今年も「ダイヤモンドの原石」に出会いたい

いよいよ本学園の入試が始まりました。
どれだけの人が受験し、どれだけの人に入学してもらえるかは
これまでの教育活動と広報活動から評価される「通信簿」だと思います。
本学園でも122日は高校の推薦入試でした。
125日は高校の一般入試の出願が始まりました。
出願者数、合格者数ともに昨年より微増しています。
120日からは中学入試の願書受付が開始されています。
まだまだ景気の動向も影響して、出願者数は減少すると予想されています。
本校の状況は125日現在、昨年同日と比較して約10%減で推移しています。

今年の入試の特徴は、一般入試第3回が2科のみになっていることです。
中学受験を最近になって考え始めた方にも機会を与えたいというのが趣旨で、
試験内容は昨年4月に文科省が実施した「全国学力・学習状況調査」
と同様なものとなっています。
サンプル問題は解答・配点付で配布しています。

学力に差異が生じて指導しにくいのではないかと言われる方もいますが、
そんなことはありません。
これまで足立学園は「ダイヤモンドの原石」を発掘してきました。
私の経験でも2科受験で合格ギリギリの生徒が高校3年では東大にチャレンジ。
残念ながら不合格でしたが千葉大に進学、首席で卒業しています。
23年度に東大理Ⅲに現役合格した生徒も2科受験でした。
このような事例は枚挙にいとまがありません。
 
今年はどのような生徒が入学してきてくれるのか楽しみです。
願書の提出は一般入試が前日まで、特奨入試は当日午前11時まで受け付けます。
皆さんの入学をお待ちしています。

2014年1月8日水曜日

新年の挨拶


新年あけましておめでとうございます。
昨年は2020年の東京オリンピック招致や富士山・和食の世界遺産登録、
景気の回復基調の兆し等明るい話題が少なくありませんでした。
本学園も「教育活動の3本柱」として
進学実績の向上・豊かな人間性の育成・男子らしい男子の育成
を掲げて教育改革に取り組んでまいりました。
特に進学実績を向上させていくためには、
生徒の家庭学習の強化、先生方の研鑽、進路指導の統一
という3つの方針を立て、具体的な取り組みを開始してまいりました。
また、卒業生の活躍が後輩の現役生の指導に
少なからぬ役割を果たしてくれた年でもありました。

 
今年は、昨年掲げた課題がまだまだ緒に就いたばかりですので、
これからも引き続き取り組んでまいります。
大きな課題となるのは教育内容の質的向上、とりわけICT活用による教育改革だと
思います。
また、今年は男子校としての未来像を求めて
研修・研鑽に力を入れていこうと思います。
力強さやたくましさは勿論必要ですが、あらゆる状況に対応できるような
問題解決能力、周囲への思いやりや弱者への配慮のできる優しさのある人間性、
そうした能力を身に付けた人材を卒業生として世に送り出していくことが重要な役割となっています。
これらはグローバルな人材育成の基礎をなすものと確信しています。

 
これからまだまだ寒い日が続きます。
受験生にとってはこれからが本番です。
本学園高校3年生も本学園を受験される皆さんも
健康管理をしっかりして希望校に見事合格できるよう頑張ってください。
皆さんの夢が成就することを祈念しています。
また、本学園保護者の皆様にあっては、変わらぬご理解ご協力をお願いします。