2014年8月30日土曜日

夏休み中の取り組み

暑い夏休みが終わりました。今年は記録的な豪雨の影響により各地で土砂崩れが発生し、大きな被害が発生しています。一日も早い復興を願うとともに亡くなられた方々には心よりお悔やみを申し上げます。

先月の私からのメッセージでは、インターハイに出場したバスケット部と柔道部のことを書きました。初出場のバスケット部は本当によく頑張り、応援している誰もが一時は「初戦突破」の夢を見させてもらいました。さすがに相手はインターハイ常連の学校だけあって最後は7377で惜敗しました。私は選手に「よくぞここまで頑張った」と心の中で涙しながら拍手を送っていました。柔道では66㎏級に出場した泊君が途中惜しくも敗退。残りの15秒が悔やまれました。60㎏級の藤阪君は着実にポイントを稼いで確実にコマを進め、見事優勝。一本勝ちの派手さはないものの安定した戦いぶりは安心して見ていられました。また、中学柔道部の山本君は、全国大会で途中敗退したものの、関東大会は優勝。立派でした。

海外語学研修はイギリス・ラグビースクールでの2週間。昨年までと違って盛りだくさんの企画に、一生懸命頑張っていた生徒の活躍が手に取るように報告され、今後の課題も見えてきました。8月中に大学見学ツアーを東京大学と筑波大学で実施しました。卒業生の協力はとても大きな役割を果たしています。自習室では高校3年生を中心に、毎日5060名、多い日は100名を超える生徒が勉強していました。受験生にとっては重要な時期だけに、真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。91日からは、中学生が夏休み課題テスト、高校12年生は模擬試験、高校3年生は校内推薦共通テストがあって、夏休みの努力を結果に出すチャンスです。

学校としては、夏休み中に外側の窓の清掃やエアコン室外機の移動等、生徒が学ぶ環境の整備も進めました。また、28日には午前中、日本赤十字社青少年・ボランティア課の方にお出でいただき、普通救命講習を実施しました。いざという時のために知っておくべき内容で実習を交えて行いました。午後は東京自閉症協会の方や臨床心理士の方にお出でいただき、発達障害について研修しました。子どもたちの特性をよく見てその子の気持ちに寄り添いながら教育していくことは、健常な生徒にとっても必要なことで、これからより広い視点に立った教育活動を進めていく参考になりました。

いよいよ9月です。生徒たちはどんな成長を見せてくれるのでしょうか?期待したいと思います。